空を開くとは、ただ前を向くことではない。昨日のZoomが終わってから胸の奥に残っていたのは、「役割の波」という言葉だった。波は勝手に起きるものではなく、自分の“立ち位置”と“役割”が噛み合ったときにだけ静かに姿を見せる。釧路の港の海みたいに、気づいた瞬間に世界のほうが動き出す。
構造が動く順番は、空 → 龍 → 波。この言葉を聞いたとき、最初は理屈として理解しただけだったが、時間が経つほどに“実感”へと変わっていった。空とは、自分の上にひらける余白。龍とは、自分が掴む役割の線。波とは、その役割が他者へ届いたときに起きる現実の動き。この3つが一本につながったとき、人は自然と進んでいく。
店でも会社でも、役割がズレていると波は立たない。逆に、ほんの少しでも一致した瞬間、静かなはずの現実がゆっくりと動き出す。昨日の言葉が刺さったのは、俺自身がこの数年、“静かに動く瞬間”を探し続けていたからかもしれない。
釧路で店を続け、人材派遣業も続け、波が来ない日でも諦めなかったのは、“いつか動く波”を直感していたからだ。今、Web5や信用経済の仲間たちと繋がったことで、ようやくその波の正体が見えてきた。自分が無理に動かすのではなく、役割が合った瞬間に向こうから流れがやって来る。あの静かな高まりは、大将の感覚にも近い。
そして「波空律龍」。これはただのブランド名ではなく、空を開き、役割を通し、波を生むという流れそのものだ。俺が歩いてきた道、これから挑む道、そして釧路から届けたいメッセージ。それら全部をこの四文字で言い表せる。
昨日の気づきがあったから、今日の自分は少しだけ前に進めた。言葉を飾る必要はない。“今の波”をそのまま流せばいい。その素直さこそが、次の動きにつながっていく。釧路からの波がどこまで届くのか——それが今は楽しみだ。
役割が噛み合ったとき、現実のほうが静かに動き始める。
「波空律龍」は、その流れをそのまま言葉にしたもの。
釧路から生まれる波が、これからどこへ向かうのかを見届けたい。


