青い光が揺れる港の夜。
あのセミナーで聞いた「AIが信用を返す時代」という言葉が、今も頭から離れない。
ただの技術の話じゃない。
それは、人と人との信頼が再び価値を持つ時代の話だった。
AIが「情報を奪う存在」から、「信頼を返す存在」へ変わる。
awabotaのZoomセミナーで語られていたそのテーマは、
データを所有する権利を取り戻すWeb5の流れに、まっすぐつながっていた。
これまでのネットは、誰かが作ったプラットフォームの中で「いいね」や「評価」に生かされ、
その情報をAIが吸い上げて広告に変えてきた。
でも、これからは違う。
AIが「奪う」のではなく、「返す」。
自分の発信や行動が“信用”として返ってくる社会。
それがWeb5の根っこにある思想だと、俺は感じた。
信用をお金に変える、という言葉を軽く聞く人もいるだろう。
だが、あのセミナーで語られたのは、もっと深いものだった。
「信用は通貨になるが、それを管理するのはAIではなく“人”だ」
AIはあくまでツール。
人の言葉・感情・行動を“信頼の流れ”として見える形にしてくれるだけ。
つまり、AIが返すのは金ではなく信用の可視化。
その信用をどう使うかは、俺たち次第。
居酒屋でもブログでも、
日々の言葉や行動の積み重ねこそが信用の“証明”になる。
釧路という土地で商売を続けていると、信用の重さを毎日感じる。
「また来るよ」と言われる一言が、どんな広告よりも力を持つ。
それをAIやWebが拾い上げてくれるなら、それは悪くない。
でも、信用の原点は変わらない。
目の前の人を大切にすること。
その信頼がデジタル上でも正当に返ってくるなら、それは“次の時代”だ。
セミナーで紹介された「TEO(Trust Engine Optimization)」という言葉も印象に残った。
SEOが「見つけられるための技術」なら、TEOは「信じられるための技術」だ。
信用をエンジンに変える。
それがAI時代の新しい在り方だとすれば、俺たちの生き方そのものが問われている。
釧路の港の光を見ながら、俺は思った。
AIが返す信用も、Web5の波も、
結局は「人を信じる力」から始まる。
この街で、日々お客さんと向き合いながら積み上げてきたもの。
それをAIが可視化してくれるなら、俺はその波に乗る。
でもその波は、誰かが作るものじゃない。
俺たち自身が動かす波だ。
まとめ|AIが返す時代に、人が繋ぐ信用
AIは奪う時代を終え、返す時代に入った。
だが“信用”という名の波を動かすのは、結局は人間だ。
釧路から始まる信頼の循環を、俺はこの手で繋いでいく。

