Web5の「信用が価値になる」時代へ

Web5・DID・信用経済

釧路から見える、時代の転換点

港の屋台で夜風に吹かれながら、ふと外を見れば、外国からのクルーズ船「飛鳥III」がゆっくりと釧路の港に寄港する。観光客の笑い声やシャッター音、そして異国の言葉が入り混じるその光景を見ていると、ただの地方都市の港町ではない「変化の波」が、確実に訪れていると感じる。

この数年、釧路のような地方でも世界とつながるチャンスが増えた。だが、同時に「誰を信じて取引するのか」「どんな情報が本物なのか」が問われる時代にもなった。SNSや広告だけでは信用が作れず、どんなに声を上げても届かない――そんな限界を感じた人も多いだろう。

そんな中で登場したのが、Web5という新しい考え方だ。これは単なる技術やSNSの進化ではなく、「信用」がそのまま「価値」に変わる世界の始まりを意味している。つまり、人の生き方や言葉そのものが、数字では測れない“信頼の資産”になる時代だ。

釧路という一見小さな場所でも、世界に向けて発信できる時代が来ている。Web5の本質は、都会でも地方でも関係なく、一人ひとりが「自分の信用」を積み重ね、それを“価値”として社会に循環させていけることにある。居酒屋のカウンターで生まれる会話も、SNSで交わす言葉も、そこに信頼があるなら、それはもう立派な経済活動だ。

俺自身、最初はこの仕組みを聞いてもピンとこなかった。だが、学びを深めるうちに、これが「地方が再び輝くチャンス」だと確信した。東京の資本でも、大企業の広告でもなく、「人の信用」こそが商売を動かす時代。そう思えば、港町の灯りのひとつひとつにも、新しい価値が宿っているように見えてくる。

Web5が描く“信用経済”のはじまり

私が「Web5」という言葉を初めて耳にしたとき、それはどこか遠い未来の話に感じた。ブロックチェーンやDID(分散型ID)という概念も、専門家の領域にあるようで、現実の商売や日常とは関係のない世界だと思っていた。しかし、ここ最近になってその考えが一変した。Web5の本質は「人の信用をデジタル上で可視化し、価値に変える仕組み」だったのだ。

これまでのSNSでは、どれだけ良い発信をしても、その信用は一時的な“いいね”や“フォロー数”として流れていくだけだった。しかしWeb5では、その発信や信頼の積み重ねがデータとして本人に紐づき、消えることなく残っていく。それはまるで、人が生きてきた証を「信用の通帳」として持ち歩くようなものだ。

たとえば、釧路の港で居酒屋を営む自分に置き換えるとわかりやすい。毎晩の接客や料理のひとつひとつが、来てくれたお客様の満足度という形で蓄積されていく。そこにWeb5の技術を掛け合わせることで、「この人は信頼できる」「この店は安心だ」という評価が、そのまま自分の信用資産としてデジタル上に残る。これが、まさに“信用が価値になる”という世界の第一歩だと感じた。

今、世界中でこの流れが少しずつ動き始めている。企業よりも個人の信頼が重視され、フォロワー数ではなく「どれだけ本気で関わってきたか」という“信用履歴”が重要になる時代。まさに、釧路の港からでも世界へ発信できる時代がやってきたのだ。

Web5が描く「信用の仕組み」とION VCの登場

Web5の概念が現実味を帯びてきた今、注目されているのが「ION VC(アイオン・ブイシー)」という存在だ。これは一部の開発者や先駆者の間で話題となっている新たな仕組みで、DID(分散型ID)を基盤にした“信用”を可視化し、報酬や評価に結びつける仕組みだという。
これまでのように企業や中央管理者が与える評価ではなく、個人の活動データや信頼の履歴がそのまま価値になる。いわば「自分の信用を自分で管理する」世界だ。

たとえば、これまでSNSでの発信や交流は、プラットフォーム側のアルゴリズムに左右されてきた。いいねの数やフォロワー数が価値の基準となり、個人の信頼性は可視化されにくかった。しかしWeb5の世界では、どれだけ本気で行動したか、どれだけ人と真剣に関わったかという「関係の深さ」こそが信用の証になる。

この変化は、地方に暮らす人間にも大きなチャンスをもたらす。釧路の港からでも、自分の信用履歴をもとに世界へ発信できる。店を切り盛りする日常や地域活動の中で築いた信頼が、そのままデジタル上の「価値」として記録されるのだ。
これは単なるIT技術の進化ではない。生き方そのものが評価され、信頼が経済圏を動かす新しい時代の到来である。

そして今、その仕組みが動き出している。EUでは2026年に向けてDIDを活用した制度設計が進められており、すでにテスト段階に入っているという。かつては“未来の話”だったものが、現実として形になり始めた。
誰もが関わる“信用の仕組み”が社会の中心になる――そんな予兆を、日々の発信の中にも感じている。

釧路から広がる、Web5の未来への灯

釧路の港に吹く風は冷たいが、その中に確かな希望の温度を感じる。
「信用が価値になる」世界――それは、都会のIT企業だけの話ではなく、地方の小さな居酒屋にも確実に届きつつある。自分の仕事や人との関わりがデジタル上で証明される時代、信用の積み重ねが資産になる時代。Web5は、そんな未来を現実に変えようとしている。

居酒屋「今なんどき めしどき」での日々もまた、信頼の連鎖の中にある。
常連客との会話、観光客との出会い、仲間との挑戦――それらすべてが“デジタル履歴”として残るなら、地方からの発信にも大きな意味が生まれる。誰かに見せるためではなく、自分自身の信頼を記録していく。それがこれからの時代の「信用経済」だと感じている。

Web5とDID、そしてION VC――これらの仕組みはまだ始まったばかりだが、すでに世界中で同じ志を持つ人たちがつながり始めている。
技術の話に聞こえるかもしれないが、本質は「人と人の信頼の可視化」にある。つまり、テクノロジーではなく“人間そのもの”が主役に戻るということだ。

今の日本では「広告効果が薄れた」と言われる時代になった。けれど、本当に価値を持つのは“どれだけ信頼されているか”だ。
それは企業にも、個人にも共通する真理である。
そしてその信頼を証明するツールが、Web5であり、DIDであり、ION VCなのだ。

釧路の港からも、この波は確実に広がっていく。
技術がどれほど進化しても、人の想いが原点にある限り、信頼の灯は消えることはない。
その灯を胸に、これからも「自分の信用を育てる旅」を続けていきたい。
港の光を見上げながら、未来の夜明けを感じている。

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